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2015年7月 7日 (火)

補足 停電

 雨や風は、要するに天気は毎日変わるし、地震もそうだが、自然現象だか
ら、天気を変えることは出来ないし、地震を防ぐことも出来ない。それは誰
でも納得出来るだろう。
 さて、マンションという場では、誰かの、つまり人間の不手際、不注意に
基づくことながら、イザ起きると対応が簡単ではない、あるいは管理人が対
応出来ないことはたくさんある。それが、マンションというものだ、と言っ
て良い。別な言い方をすれば、コトが起きたとき、どうして良いか分からな
くなるのが、マンションでは当たり前なのだ。例えば、エレベーターに閉じ
込められたらどうなるのか。いずれは助けに来てくれるだろうが、そのとき
までトイレをガマンできるか。こういうことこそが、人にとっては大きな問
題なのだ。
 要するに、マンションほど危険な住まいはないと言うべきだ。まあ、人間
とはいかに弱くて無力な存在か、そのことを実感できるのがマンションとい
う場なのだ。
 まずは、停電。そのとき、管理人に対応策はあるか。工事による予告停電
を別とすれば、手の打ち様はない。そんな事は当たり前と思うかも知れない
が、イザとなると自分もパニックになるだろう。管理人も何も出来ません、
と堂々と開き直れるか、の問題なのだ。開き直れるように心の用意をして
おこう、なのである。
 とにかく、電源が必要な多機能電話機は使えなくなるから、自分の携帯か
ら管理会社に電話することになるが、真っ暗闇?で落ち着いて出来るか、で
ある。たぶん、インターフォンも不能になるから、居住者からのコールが無
いのがせめてもの救いとしても、電気錠、オートロックはどうなるか。
 停電とは大変なことなのだが、だからこそ、工事停電は、実はチャンスな
のだ。マンション全体の電気が止まることは先ず無いとしても、工事によっ
ては幾つかのブレーカーを落とすかも知れない。工事だと特に意識しないか
も知れないが、電気が止まるという意味では停電と同じだ。つまり、停電の
予行演習なのだ。
 管理室のブレーカーを落としたら、何がどうなるのか、何が使えなくなる
のか。見ておく貴重なチャンスではないか。自分がブレーカーに触ってみる
必要は無いし、ブレーカーがどこにあるか分からなくても業者がやるから構
わない。ブレーカーそのものより、電気が止まったら、管理室の機器がどう
なるのか、それだけおぼえておけばよい。
 そしてそういう時、管理人としてなにをどうしたか、これが貴重なデータ
なのだ。そのときのメモ、が、対応事例のデータになるのだ。
 データ、と言うと、数値とかイメージしてしまうかも知れないが、目に見
える形としては、雑多な記録の集まりだ。紙切れに書き留めたもの、手帳に
書いたもの、日報に書いたもの、報告書に書いたもの、それら全てを含む。
要するに、どこの管理人でも、無意識のうちにしていることだ。データ、と
してまとめ直す、1カ所にまとめる、ということをしていないだけである。
 単純に言えば、気が付いたら忘れないうちにメモしよう。それだけである。
強いてつけ加えるなら、どんなときでもメモしよう、それだけである。



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