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2015年4月 7日 (火)

補足 世話論

それでは、いよいよ、「世話」の具体的な内容になるわけだが、実は、
内容の詳細をここでは決定できない。管理人すなわち世話人が、マンショ
ン毎に異なる現実に基づいて個別に考え、判断することを、一般的に論じ
てもあまり意味はないと思う。
 そこで、ここで考えるのは、何をするべきか、ではなくて、何をしては
ならないか、という避けるべき状態について考えておきたい。避けるべき
コトを避けているなら、何をするのかは自分で決めれば良い、と言う論法
だ。
 更に言えば、避けるべきコトとなると、マンション毎の違いは比較的少
なくなり、共通点が多くなるだろう、と思われるからでもある。
 具体的な第一のコトは、ヘルパーになってはならない、というものだ。
 結構微妙な点も在るのだが、たまたま自分が管理室に居て、窓から見て
いたら、手助けしてあげた方がいいかな、と思われることがある。そのと
きは、とっさの判断で手を貸そうと思ったらそうすれば良いだけで、別に
深く考えなくて良いだろう。ただし、手助けしたことは、すぐ忘れなけれ
ばならない。
 要するに、好意で何かしたときは、だれに何をしたか、すぐ忘れる方が
良いのだ。忘れないように心がけても忘れるのが人間というものだから、
意識て忘れようと思うと逆になってしまうかも知れないが、そうならない
ためには、手助けするときは、何も考えないで動くしかない。
 つまり、ヘルパーと言うのは、特定の相手に特定の手助けをすることを、
自分もその相手も常に意識、自覚している人間関係のことだ。勿論、報酬
ということが前提だが、家族による介護のように、無償のヘルパーもあり
得る。と言うより、報酬の話しを始めるとおかしくなるので、無償の関係
をだれしも望むわけで、お互いが無報酬を暗黙の前提としている以上、つ
ながりはすぐ出来てしまい、だからこそ危険なのだ。この前も手を貸して
もらった、前と同じように頼むよ、等とすぐ言ってくるだろう。何時もそ
の時間に管理人は管理室に居る、と決まっていたら、頼みたくなるのが居
住者というものだろう。
 そのとき、手助けしたことを自分も覚えて居たら、断りにくくなるはず
だ。だからといって意識的に忘れることなど出来ないとなれば、居住者と
出会わないようにするしかない。これは別に難しいことではなく、その日
の作業スケジュールを不定にすることで、気分転換を兼ねて作業の順番を
変えてみる、と言う程度のことだ。今日は何をどうするかな、などというこ
とを考えていると、手助けのことなど忘れてしまうだろう。すなわち、忘
れるためには、他のことを考えて他のことをすれば良いのだ。


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