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2015年4月21日 (火)

補足 ヘルプは不公平

どこの現場、どの職場にも、本当はその人の仕事ではないかも知れないし、
誰の仕事になるのか良く分からないが、しかし、誰かがやらねばならない
作業、雑用、仕事というものは必ずある。あるいは、誰も進んでやらない
し、やりたくないと思っているが、誰かがやらねばならないコト、にも事
欠かない。仕事とは全てそういうもの、と言えばそれまでだが、それは当
然マンション管理室の現場にも当てはまる。いや、まさにマンション管理
室がその典型だ、と言っても良い。
 言うまでもなく、管理人が、その誰か、にされてしまうわけだ。少なく
とも、居住者は、それは管理人だ、そう考えるだろう。
 管理人がヘルパー的なことをするために管理室に居るのではない、とい
うことは、実は、居住者は知っている。契約にも書いてないし、常識ある
人なら、落ち着いて居るときに考えればすぐ気が付くことだ。
 しかし、管理室には、誰か居る。ならば、その人が、やるべき?誰か、
ではないか、と考えるのは、そう不自然ではない。イザそのマンションで
生活始めるならば、たぶん誰でもいつしかそう考えるようになる。つまり、
マンション生活での、現場での居住者にとっては、それが常識になる、の
が現実だろう。
 常識、と成ってしまえば、それが前提となる。そうなると、その前提そ
のものから問い直すことは、事実上きわめて困難になる。簡単に言えば、
それは管理人の仕事では無い、と断るのは、よほど自分に自信のある管理
人でないと無理だろう。
 ならば、ストレートな断り方は避ける方が良いだろう。管理人なんだか
らそのくらいやって欲しい、と言われたらどうするか。居住者の想定外の
理屈?にすり替えることだ。ヘルパー的なことを期待するのは特定の人だ。
従って、たとえば特定の人に特定のことをサービスでするのは不公平にな
るので、と言えばどうか。この切り返しには、要するに常識的だから問題
はないだろう。○○さんだけなのかと言われると本当に困ってしまうし、
かと言って、公平、のためには全員に、となれると、一人の管理人が同時
に何人もの居住者に対応することはできないから、ヘルパーみたいなこと
は、始めるとますます不公平になる、とつけ加えてもいい。
 そういう応対に、居住者は釈然としない顔だろうが、しかし、管理人を
押し切る言葉は出てこないはずだ。いまのおまえの応対を管理会社に電話
する、という捨て台詞を浴びせてくるかも知れないが、管理会社への電話
は、実は望むところで、最初からそうして欲しかった、とは言えないにし
ても、歓迎して良い。管理会社を巻き込むのは、むしろ、絶対必要なのだ。
それは、管理会社がどう対応するのかということと別の話で、思いもよら
ない指示になったとしても、指示が出た、と言うことは次には口実になる
し、大義名分になるし、逆用出来るから、巻き込むべきなのだ。



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