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2015年3月28日 (土)

補足 世話??

さて、世話、とは具体的に何をすることか。それが全ての前提になるが、
考える順序は、誰が決めるのか、から始めなければならない。
 人が違えば、考えも違うから、「世話」の内容も違ってくる。ほぼ共通
はしていても、細かいところでは違う。そして、「世話」のこととなると、
細かい違いほど問題になるものだ。そうなると、誰が決めるか、が重要に
なるのは自然だと思う。
 そういうことで、結論を先に言うと、決めるのは、管理人、つまり、世
話人本人だ。居住者から何か依頼されたとき、応じるか、どう対応するか
を決定するのは、自分だ。決定権は依頼者には無い。これは絶対で、決定
権は自分にあることが、結論であるとともに、絶対の前提だ。 
 これは、実は単純な話しで、委託契約に明文化されていないことは、自
分で判断するしかない、と言うだけのことだ。勿論、管理会社の担当に相
談しても構わないが、状況やいきさつを正確に伝えるのは結構難しい。そ
うなると、ある程度落ち着いてからの報告のほうがベストではないかと思
うが、話すタイミングの判断も、勿論、自分がすれば良い。
 そして、言うまでもないが、決定権は自分にある、と言うことの意味は、
居住者の依頼を断ることも出来る、と言うことだ。要するに、決定権の核
心は、断れる、ことなのだ。
 勿論、即断るか、担当と相談してから断るか、の違いはあるとしても、
断ることまで考えておかねばならないと言うことで、「世話」とはそれほ
ど単純なことではないのだ。だからこそ、決定権は自分になければならな
い、と続けると、堂々巡りになるが、ようは、決定権、と言う言葉を忘れ
なければ良い。
 状況によっては、あえて、相手に決めさせて、決めたのはそちらだ、と
いう逃げ道を確保しておく方が良いときもある。これも、自分に決定権が
あるからこそ出来るテクニックなのだ。わざと担当に相談して、担当に指
示させても良いのだ。
 決定権が自分にある、という意味を、自分が絶対ということと勘違いし
ては効果がなくなる。決定権がある、ことの意味は、臨機応変が出来る、
ことなのだ。常に最後の責任まで自分、ではない。そうさせないための、
そうならないように変える為の、自分の決定権、なのだ。決定権とは、逃
げる権限、のことだ。あるいは、東電のフクシマ対応に習って言えば、決
めない、という決め方もあるのだ。
 すなわち、自分には決められない、という決め方があると言っても良い。
ただし、忘れてはならないのは、全て自覚した上えで、計算した上なけれ
ばならない。場合によっては、後日のための記録も絶対だ。決定権、には
記録の裏付けがないと、後日、正確に思い出せないだろう。思い出せなけ
れば、単なる思い込み、になってしまう。まあ、そう、思い込んでいまし
た、という言い訳が出来るとしても、だ。


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