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2015年1月28日 (水)

197 在るべき、の結論

いわゆるマンション管理人の実態は、マンションの世話人、それは、当
ブログでは、結論であるとともに、最初からの前提、として考えている。
では、在るべき世話人、というのは、考えるべきテーマとして成り立つの
だろうか。期待される世話人像、は、いずれどこかの誰かから発表される
かも知れない。あるいは既にどこかに出ているのかも知れないが、当ブロ
グの目的とは無関係なので調べていない。
 つまり、当ブログのテーマは、在るべき管理人であって、在るべき世話
人ではない。ただし、実態は世話人という面を否定するものではない。世
話人としてのウエイトと内容は現場によって異なるだろうが、そうだから
こそ、世話人という面があることを前提にするからこそ、管理人とはどう
いう仕事をする人なのかを考えてきたわけである。 
 当ブログで前提としているような60世帯、10階建て程度の中小規模
のマンションでは、外国人向けとしてでない限り、管理人は一人だろうし、
コンシェルジュとか称する専任係が配置される可能性もない。
 つまり、管理人と世話人の仕分けは、永久に不可能、と言うことである。
そしてそうだからこそ、自分で、自分の内部で仕分けをするしかないので
ある。ただし、仕分けは必ずしなければならないものではない。毎日の業
務で疑問を感じない、あるいは、少ないけれどもカネのため、などと割り
切れる場合は無用だろう。
 毎日の仕事で、あるいは毎日の出来事で、わりきれない気持ちになるこ
とは、少なくないと思う。そのとき、一つの解決策として、仕分け、とい
うことを当ブログは提案しているわけである。そして仕分けの内容は、人
により、現場により、状況により当然異なるし、変わる。考えが変わって
仕分けの仕方が変わることだって当然、自然である。
 ただし、仕分けすれば、仕事が変わるわけではない。やること、やらさ
れることが変えられないとき、変えられるのは自分の気持ちしかない。し
かしそれは、あきらめるということではないし、慣れるまでガマンすべし
等と言うつもりもない。
 どこで逆転、逆用するか、しようとするかという、気持ちの切り替えの
問題なのである。逆転することによって、はじめて、自分の中に、在るべ
き管理、管理人というイメージが出来上がってゆくだろう。それを目指し
たい。
 そして、自分の中で、在るべき、のイメージが固まれば、現実とのズレ
の意味がよりはっきりしてくるだろう。そしてそのズレをどう考えるか、
が、在るべき、の次のステップになるわけだ。
 簡単に言えば、世話人、とは無償で強いられている?サービスのことだ。
どこまで、自分としては許容出来るか、と言う問題である。そしてその許
容の基準が、当ブログで言う管理人の仕事である。管理人としての自分の
仕事が固まれば、それに世話人としての作業がどこまで上乗せ可能か、が
固まると思う。そしてその上乗せの範囲あるいは作業量が、世話人として
の自分の許容範囲、という意味なのだ。
 中小規模のマンションでは、管理人と世話人、の問題に結論、解決策は
他人では出せない。現場の問題はその現場で考えるしかないからだ。つま
り、そこの現場に居なければ誰にも答えは出せないのだから、管理人自身
が考えるしか方法はない。解決策は、正確に言うと、自分の気持ちの解決
策は、書店の本の中にも、評論家連中の話の中にもない。自分自身の中に
しかないのだ。そのことだけを確認しておくのが、明日のための出発点に
なるのだ。

★★

 在るべき管理人、の手がかり、は自分自身の中にしかない、この結論
が、当ブログの到達点であり、ここまできたので、当ブログの論?は終わ
ります。

この結論は、実は当たり前のことなのですが、当たり前のことを当たり前
だと論証するのは、実はとても難しいことで、そのためにここまでジグザ
グあるいはよろよろと歩んで来た次第です。上手く論証出来ているのかど
うかは自信はありませんが、それはお読みくださった皆様のご判断になり
ます。
 
永い間の、先輩諸兄のご訪問に感謝いたします。あと、若干の補足のあと、
当ブログは終了いたします。


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