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2014年11月 7日 (金)

186 問題の根源

さて、マンションとは、家ではなく部屋にすぎないが、そのために、何か
あったときに一人では何も出来ない、と言うことになる。ただし、何かあっ
たとき、だから、何もない普段は生活に支障は無いし、何か、と言うことは
そうそうあることではない、という意味では、マンション生活にとくに制約
は感じないかも知れない。
 そうだとしても、制約は、生活、という面に於いて、で有ることが重要だ。
 そして、管理人は、居住者の生活の支援のために居るわけではないは、言
うまでもない。
 したがって、居住者と管理人では、制約の意味と方向が逆になる。居住者
からみれば、自由にならない、ということなのだ。
 車も自由に止められない、玄関のドアも自由にアレンジできない、ペット
も自由に飼えない、等々。戸建て住宅なら、ペットを飼うのも勝手。なんで
こんな規則ずくめの所に、人は住もうとするのだろうか。
 もちろん、別な意味でのメリットがあるからだが、だからこそ、不自由さ
を無視、突破しようとすることになる。建物がもたらす制約は、マンション
だけではなく、全ての建築物にあるから、マンション特有とは言えない。
 しかし、マンションで問題が起きるのは、人が生活している、別な言い方
をすれば、24時間365日、かなりの人が居る建物だからだ。要するに、
問題の根源は、居住者の生活なのだ。
 その関係で言えば、マンションという建物に住んだばかりに、管理組合と
いう集まりの組織を作らねばならず、そして場合によっては組合の役員まで
勤めなければならない。そういう面での制約は、当ブログのテーマでは無い
ので、これ以上は触れないが、ようは、戸建てより便利な分だけ制約も多く
なるのは当然だろう。
 それはともかく、一人では何も出来ない、ということを、当ブログの見方
で言い直せば、世話する人が必要になる、という結論になる。
 マンション管理、の正確な意味は、要するに巡回である、と言うのが当ブ
ログの考え方だが、当然ながら、必要な時間はほぼ決まっているから、丸一
日管理室に常駐の必要が無いのは自明だろう。もっとはっきり言えば、巡回
管理のためだけなら、常駐どころか管理人という専任者すら必要ない。
 したがって、管理人はなぜ一日管理室に居なければならないか、の答えは
もはや明らかだ。世話人業務があるからだ。
 建物の中に人が居ることを考えてゆけば、世話人業務の必要性は当然とな
るが、しかしそれは、現実の管理人の毎日の仕事の根拠とは別の論である。
もし、居住者への世話人業務も仕事だというのなら、当然対価が必要になる。
今の管理人の給料は低すぎる。
 つまり、管理会社は、まだそこまで考えていないという証拠だ。ならば、
管理人だけがサービスの必要も無いのは当然の結論だ。
 話が脱線したが、何かあったときは如何するのか。コールセンターはその
ためにあるはずだ。つまり、何かあっても、それは管理人に対応責任がある
と言うことではない。



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