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2014年11月28日 (金)

189 孤独は絶対、だが・・・

マンションがいくつ建てられようが、同じものはない、あり得ない、と
いうことは、同じ環境、同じ条件で管理人という仕事をしている人も居な
い、という意味になる。同じ会社に所属する管理人といえども、同じ環境、
同じ仕事パターンではない。その意味でも、管理人という仕事は孤独、あ
るいは独りぼっちと言って良い。そしてそうだから、他のマンション、他
の管理人の仕事ぶりなど、知る必要も無いし、どうでも良い、と言い切る
ことも出来る。
 ただしそれは、閉じこもれ、と言う意味ではなく、寧ろできる限り外と
のつながりはあった方が良い。そして、違いを確認すること、それで良い
のだ。よそとは違う。自分の現場のことは自分しか知らない。その意味で
自分は正しい。だから、自分も管理人として仕事をしている。そういう自
分の確認も必要だ。
 ヒント、参考になりそうな事例はいくらでも受け容れる。しかし、その
ようにするか否かを決めるのは自分であって、会社ではない。前任の管理
人がどのようにしていたか、も考えなくて良い。
 もちろん、管理会社としては、管理人の管理も重要だから、管理人の仕
事も統一化、あるいは標準化しようとしている。会社の立場からは自然な
考え方だが、その努力は実を結ぶのかどうか、未だ見通しは立っていない
のが現実だろう。管理会社は、マンションの個別性を認めすぎると管理の
統一が不可能になるからだ。
 いずれにしろ、マンションの個別性、管理人の単独性は絶対である。
 ここで、まとめると、マンションの個別性の具体的な内容が、築年数、
構造、となる。そしてその二つの要素が建物管理の具体的内容を決定する。
そして、その現場での管理人の仕事、つまり巡回の内容も、決まる。
 ここまでの所では、居住者という要素は入ってこない。
 すなわち、管理、は、居住者の希望、指示を受け容れる根拠も余地も必
要性も全く無い。この前提は絶対である。
 しかし、居住者は、管理の意味、が分からないから、納得しないだろう。
そして、相変わらず言ってくる。なお、念のために言えば、外壁の亀裂、
塗装剥離などの建物・設備に関して居住者から言われた場合は、管理の問
題だから、対応義務があるのは言うまでもない。
 それ以外のこと、いわゆる単なる注文、希望、言いがかりなどは要する
に生活から始まることなので、生活と管理の関係、の問題の始まりとなる。
建前論では全て無視すべきなのだが、そんなことは現実として不可能だか
ら、道筋だけを確認しておくのである。



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