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2014年7月21日 (月)

172 巡回の逆用

ここで、逆方向から考えて見たい。
 すなわち、巡回ということについて考えることとは、巡回、と称して何を
どうするか、を考えること、と言い換えても良いのだ。
 そうすると、例えば、巡回と称して、散歩に行く、管理室の外の空気を吸
いに行く、ということでも成り立ち得るし、それで勿論構わない。というよ
り、そういう視点でかんがえてみることを当ブログとしてはお勧めしたい。
 巡回の目的は、経年劣化の把握だが、経年劣化の進行は時間の単位が長い。
つまり、管理人の目視では、年単位でも進行が把握できるとは限らない。そ
してそれは、毎日行う必要性がないことに他ならない。
 しかし、正直にそう言うと、管理会社の管理費の値下げを求められるのは
火を見るより明らかだから、請求書の明細に、毎日二回の巡回、の載せてい
るのに過ぎない。要するに、費用名目に過ぎない。ならば、名目としてもっ
と活用しよう。巡回、と称して何をしようか、もっと自由に考えて良いのだ。
 単純な例としては、健康管理。あるいは、足腰の老化防止。例えば、でき
るだけ早く階段を上がる練習。10階まで1分半で上がれるかどうか。もち
ろん、本来の巡回とは無関係。しかし、名目は立つ。緊急事態の時、エレベ
ーターが使えなくても上がれるため。そういえば、批判する人は居ないだろ
う。ほとんどの高層階のひとは、エレベーターしか使わないはず。つまり、
階段で居住者と会うことは先ず無いということ。ならば、トレーニングに使
っても分からない。たまたますれ違っても、忙しいんだな、としか見えない
だろう。遠慮無用。
 まあ、建物の経年劣化に気がつく居住者はまず居ないと思う。ひび割れに
気がついても、そのことをわざわざ管理人に言いに来るのかどうか。そう考
えれば、経年劣化の把握のための巡回をしているかどうかに気がつく居住者
も事実上居ない、とみて良いかも知れない。だから、あえて巡回、と称して
違うこと、自分のやりたいことをする必要性も感じないかも知れない。単に
回るだけだから、と割り切る方が単純かも。
 簡単にかんがえればよいことをわざわざ難しく考えてるように聞こえるか
も知れないが、要は、逆用を考えて見ようということである。何も考えずに
やるのも楽、しかし、逆用して自分のやりたいようにやるのも楽。どちらも
楽なら、そのふたつの、楽、を経験してみよう。ただし、体力的にどちらが
楽か、は、残念ながら、別のはなしになるけれど、だから、試みる価値があ
る、とつけ加えて起きたい。


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