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2014年6月14日 (土)

167 管理会社の曖昧さ

管理会社の曖昧さは、もちろん、理由はある。大規模修繕、外壁塗装、
などのとき、剥落や亀裂も同時に補修する、という考えだ。工事費用の内
訳を見れば分かるが、足場組みの金額はバカにならない。誰が考えても、
そのとき一緒に、となるだろう。つまり、その時点で、補修の必要性を専
門業者が判断するわけだから、一番正確で効率的というわけだ。
 ようするに、管理会社自身がテキトー、なのだが、理由があるのだ。
 では、管理人はどうするか。管理会社に従って、テキトーで良いが、そ
の場合は、何をどうテキトーにやるか、良く考えて、管理会社のテキトー
さとずれないように注意した方が良い。テキトー加減をそろえねばならな
い、と言う方が正しいかも知れない。
 別な言い方をするなら、緊急性が無い限り、大規模修繕、外壁塗装の時
まで保留、というだけで、劣化は放置していて良い、等と管理会社は考え
ているのではない。放置で良いなら、端から巡回の必要は無くなるはずだ。
この点を管理人は勘違いしてはならない。
 もう一つ言えるのは、大規模修繕待ちのために、流れが見えないことだ。
報告しても、対応が十年後となると、報告した管理人がそのときまで勤め
ているかどうか分からない。ようするに、毎日の仕事と比べて、時間のサ
イクルが違いすぎるのだ。いつ結果が出るのか見えなければ、報告しよう
という気持ちが薄れてもやむを得ないだろう。
 そして、一番肝心なことだが、記録がない。
 誰が、いつ、どこについて報告したのか、その記録がない。劣化に気が
ついたが、見たところ、かなり前からのようだ。たぶん、前任者が報告し
てあるだろうから、改めてしなくても良いだろう。そう考えるのが普通だ
と思う。記録綴りが保管されており、その中に見つからなければ、報告し
ていないということだから報告すべきことが分かる。記録というものが全
く無ければ、たぶん報告していないだろうが、そもそも報告しなくて良い
から記録もないのだろう、と考えて、やはり報告はしなくなるかも知れな
い。
 巡回に関しての最大の問題は、記録の不備、に尽きる。
 管見の範囲では、そういう記録類は見たことがない。
 結局、現状は、日報などの作業項目欄にチェックマークを入れるだけ。
 まあ、気楽にどうぞ、かも知れないが、コトが起きたとき、管理人に取
っては、責任が問われるリスクが、突然現実のもになる。そのことだけは、
忘れてはならない。そしてそのときは、運が悪かった、とあきらめる覚悟
が必要だ。


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