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2014年2月28日 (金)

153 巡回の必要性


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巡回点検について、いよいよじっくり考えてゆくが、まずは最初に、必要
性、重要性について、単純な確認しておきたい。
 今まで見てきたような作業、例えば清掃をテキトーにおこなったところで、
死人が出ることはない。しかし、巡回もそうだとは言い切れない。事故、と
いう要素があるからだ。
 具体的に言うと、マンションの外壁が剥落落下して、通行人の頭を直撃し
た場合。誰が考えても、管理責任が問われるだろう。巡回時の自分の上に落
ちるなら、管理人が被害者になる。
 とにかく、ものは、上から下に落ちる。
 外壁そのものと言うより、表面のタイル、あるいはモルタルが多いと思う。
また、落下、ということであれば、マンション名の文字、飾り付け、いろい
ろな取り付け物もかんがえられる。もしかしたら、ベランダの植木鉢だって
落ちるかも知れない。そしてそれらは、ある日突然落下。そして、きちんと
巡回点検していたのか、という非難、というおきまりのながれ。もちろん、
いつ落下するか予測出来るわけはない。
 ようするに、何もないのが普通だが、運悪く何かあると、後始末がやっか
いな仕事、それが、巡回である。
 そして、いつ落ちるのかは、運、ということになると、単に真面目に巡回
する、ということでは対応できないだろう。一ヶ月程度巡回をサボっていて
も何もなかったが、巡回から戻ってきた30分後、ということもあり得る。
諸兄からのお叱りを覚悟で言えば、当ブログでの前提は、運、ということで
あり、運、に対応なんて不可能。運、について考えても始まらない。ならば、
別の視点から巡回について考えて見よう、が、以下、巡回について考えてゆ
く目的なのである。
 細かい論はのちほどとして、とりあえず、管理人としての基本だけを先に
述べておくが、それはここまでの随所で触れてきたように、管理会社への連
絡、それだけである。
 落下したのがマンション内のドライエリアで、人が通る場所ではない、と
いう場合、多少の余裕があるように感じられるかも知れないが、外壁など、
日夜雨風太陽にさらされているわけだから、劣化そして落下の可能性はどこ
も同じと考えたほうがよい。劣化は全体的、として用心するに越したことは
ない。
 実際の危険性については、担当や管理会社の工事部などが判断、対応する
ことだで、なかなか動かないケースのほうが多いと思うが、そうであるだけ
に、管理人としては即連絡し、連絡したという記録を残しておかねばならな
い。自分のためにも。 
 とにかく、怪我した通行人が怒鳴り込んできた、等ということがあっては
ならないのだ。

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