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2014年2月21日 (金)

152 あるべき、の補足 

あるべき、については89で触れたが、ここでもう少しつけ加えてしておき
たい。結論から言えば、あるべき管理人、とは、期待される管理人という意
味ではない。
 期待される管理人、ということでは、管理会社あるいは業界のホームペー
ジなどで軽く触れられているかも知れないが、それは一般論だと思う。だか
ら、それらは、いわばワンパターン。
 少し経験してみればすぐ分かることだが、管理人に期待されることは、現
場によって変わってくる。いや、居住者毎に違うかも知れない。AさんとB
さんでは正反対のこと言ってくる、なんてことも別に不思議では無い。それ
は、期待している、というより、言ってくること、というレベルの話だから
だが、事ほどさように、期待、というのは誠に曖昧で勝手で、とらえどころ
の無いものだ。
 とするなら、管理人にしても、管理人の数だけ違うタイプがあってもおか
しくないはずではないか。あんな管理人、こんな管理人、ああいう管理人、
こういう管理人、すべてありのはずだ。
 前の管理人と今の管理人、違って当然。べつの人間ではないか。 
 そこで本題に戻れば、管理人の本務は巡回だ。巡回の対象は建物。そして、
建物は何も言わない。つまり、建物から見て、期待する管理人、等と言う話
は出てこない。この事実は重要。
 相手が何も言わないのなら、こちらで考えるしかないと思う。
 何も言わない相手には何もしない。つまり、巡回なんてテキトー。そうい
う管理人も当然あり。自分でそう決めたのならそれでよし。ただし、管理会
社・管理組合が認めるかどうかは別の話。テキトー、の理由を説明できなけ
ればマイナス評価になるが、建物巡回については、管理会社や管理組合も、
事が起きるまではそんなに重視してないのが現実だろう。管理人が劣化に気
がつかなくても、管理人としての責任問題は問われないと思う。
 しかしそれは、甘く見ていいことにはならない。
 そして、以下、考えてゆくのは、実は真面目な巡回だ。勿論、テキトー、
な面も十分あるが、しかし、テキトーに行う理由は十分説明できる。そうい
う巡回をかんがえてみたい。目指すのは、きちんと、しかし、テキトー、そ
の使い分け、あるいは組み合わせだ。それが、あるべき巡回であり、あるべ
き管理人、だ。
 あるべき、とは、自分が考えた結果、であること。言い換えれば、自分で
理由をすべて説明できること、その意味である。
 やってくれと言われたからやる、それでは自分も納得したものとしては説
明できないだろう。説明できるからこそ、どんな管理人、もあり得るのだ。

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