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2014年2月14日 (金)

151 巡回に進む前の再確認

それでは、巡回、にすすみたい。
 改めてまた繰り返すが、マンション管理人、と言う言葉を文字通りに考え
るならば、マンションという建物の管理をする人、という意味になるから、
巡回が具体的な仕事になる。
 すなわち、巡回、がマンション管理人の本業となる。
 しかし、研修でそう明示することはないだろう。本業どころか、軽く触れ
る程度なのが普通ではないか。
 そうだからこそ、原点に戻ってみたいと思う。まず、言葉にこだわること
から始めよう。
 誰でも、単純に、マンション管理人と言い、マンション居住者管理人、マ
ンション居住者世話人、等とは言わない。にもかかわらず、実態は後者のウ
エイトが高いのは見てきたとおりだし、ウエイトはますます高まるだろう。
 もちろん、それなりの限度があることは管理会社も承知している。高齢化
への対応となると、それなりの講習などがいずれは必要になるからだ。どこ
まで管理人に対応させるかの基準は、まだどの管理会社でも定まってないだ
ろう。
 そしてそうだからこそ、マンション管理人、つまり、マンションという建
物の管理人、という原点をきちんと考えておく必要がある。きちんと考えて
おかないと、人に、建物の管理・人、ということを具体的に説明できないか
らだ。
 そしてもう一度、あるべき、の意味について繰り返しておきたい。
 あるべき管理人、という意味は、居住者に喜ばれる、という意味ではない
し、それを目指すと言うことでもない。誤解を恐れずに言えば、居住者など
無視でも良いのだ。管理の対象は、建物であって、居住者ではない。
 そして、鉄則として強調しておきたいのは、あるべき、を考え、決めるの
はだれなのか、である。
 すなわち、あるべき管理人を考えるのは、管理人自身であって、断じて居
住者などではない。居住者、管理会社が望むような管理人、それはあるべき
管理人ではない。あるべき、を決めるのは自分であって、他人ではない。
 ただし、当ブログの趣旨とは異なるが、居住者の望むような管理人を目指
すという考え方はあり得る。そして、外から強制させたのではなく、自分か
らそれを目指したいと考えるのは自由だし、自分で決めたという意味では、
それが、あるべき、あるべき管理人、であっても別に構わない。それはそれ
で筋は通っているだろう。あるべき、の本質は、自分でかんがえたか、自分
で決めたか、というだけで、決めた結果を云々するものではないからだ。
 本ブログの前提は、自分で考えるための視点は、実はたくさんある、なら
ば、視点を変えて考える事も必用で、十分意味がある、というものである。


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コメント

お久しぶりです。以前おじゃましました。ぴぴです。 見習いさんのブログは自分が冷静になりたいときに読ませていただいています。 どうも私の場合、義理人情でかかわってしまい、その事によって、結果自分が苦しむ事に なってしまっています。
本当に様々な人がいて、この人のように、思いやりのある人になりたいとか、 どうしちゃったんだろうこの人とか、私としては、勉強になることばかりです。 そう思って自分なりにやっていますが、見習いさんのように考えなければ、長続きせず、精神的に非常に辛い目に合うこともたびたびです。 人としてよりよくありたいと思いますが、見習いさんのおっしゃることは、自分の身を守るために、大切なことだと思います。


コメントありがとうございます。
あるべき、と目指すべき、はまったく違うこと。
目指すべき管理人、なんてあるわけがない、とおもっています。
ですから、こういう管理人だっていてもいいはず、
自分は自分でしかない、と割り切っています。

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