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2014年1月28日 (火)

149 総論 その3

さて、限度の問題にはどうすればいいのだろうか。
 できないことはできない、それ以外はない。前任のAさんはやってくれた、
と言うたぐいのことはよく言われる。そのときは、聞いてないし、私はAでは
なくZだ、ということをさりげなく、しかし事実として言うしかない。
 繰り返しになるが、経験も無くやり方も知らないので出来ない、危険がある
ので出来ないことは、断るときも説明しやすいと思う。それを別にすれば、要
は断り無く無断では出来ない、ということである。管理会社に確認するので少
しお待ちください、というだけだ。管理会社からの返事が来るまでは出来ない、
というのは、やらない、ではない。やらない、と、出来ない、は全く違うこと
だ。この違いこそが重要なのであり、すべてであると言って良い。この違いを
わすれると、苦し紛れのその場限りの返事になり、つじつまがあわなくなって
自分の首を絞めかねない
 すなわち、限度の問題は、管理会社に任せることなのだ。個人として判断す
れば、当然ばらつきが起きる。やるやらない、出来る出来ない、ということか
らしてばらつきが起きる。その結果が、前任のAさんはしてくれた、という話
になるのだ。
 念のために言うと、やらない、は無視することとは違う。必ずメモを取り、
管理会社に話してみますと言おう。そんな大げさなことじゃ無いと返事される
かも知れない。そのときでも、メモは必用だ。
 居住者の言ってきたことの記録は重要だ。何号室の誰、というような個人情
報は二の次としても、居住者が何を求め、何を期待しているかの情報は、積み
重ねてゆくほど、いずれ、あるいはいつかやらざるを得なくなるかの予測がで
きるようになると思う。そしてそれは、管理会社にとっても、本当は、一番重
要な情報なのだ。
 どのマンションの管理人であろうと、ボランティアではない。つまり、待遇
はそのままで仕事だけ増える、負担だけ増える、では続かなくなる。そうなっ
たら管理人を辞めるしかない、辞めればいいさ、と割り切るのは自由だが、負
担が増えていることは正確に管理会社に伝えねばならない。負担が増えること
は個人の能力で応じる問題ではないから、会社に伝えるのは、報告義務という
より、自分の健康、体力を守るための権利、と考えた方が良い。言っても無駄、
と思うかもしれない。伝えたことで何か改善される可能性はゼロかも知れない。
それどころか、つまらぬ事ばかり言ってくる管理人、と評価が下がるかも知れ
ない。
 そのときは、居住者が言ってくるのだ、と堂々と言えばよい。だからこそ伝
えるのであって、管理人の個人的なぼやきなどではないのだ。そこを強調しよ
う。
 


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