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2014年1月14日 (火)

147 サービス・世話・手助け総論

それでは、そろそろまとめに入りたいと思う。
 もう一度原則に帰れば、管理人は、清掃や巡回などの定められた業務のた
めに居るわけで、居住者から頼まれた事をするのが仕事ではないし、依頼が
あるまでは管理室に待機しているのが仕事ではない。
 頼まれ事の対応が仕事なら、依頼がないときは一日中管理室で昼寝してい
ても良いはずだ。いや、そもそも依頼がなければ出勤する必用がないはずだ
ろう。しかし、現実は、毎日勤務。それは、やることがきまっているからだ。
 頼まれ事がやっかいなのは、毎日あるからではない。頻度は規模によるか
ら、タワーになれば毎日何件もあるかも知れないが、当ブログで前提として
いるような6,70世帯程度では、ない日の方がおおいはず。それでいてや
っかいなのは、一部の人、特定の事柄、日を置いて繰り返し、というような
パターンにも原因がある。
 毎日たくさんあるなら、清掃などの仕事があるので一人では無理だ、時間
がないと断われるし、技術的に無理なことは、堂々とことわれる。しかし、
一見、余裕があるからついつい、となりがちである。ようは、やろうと思え
ばできなくはないだけに、断りにくいからやっかいなのだ。できる事を断る、
できるのにしない、というのは、かなり図太い神経がないと難しい。
 まあ、慣れれば神経は太くなって行くかも知れないが、ようは、断ること
に後ろめたさを感じる必要はない、ということなのである。できるできない
ではなく、何をするために管理人としてきているのか、が基準なのである。
別な言い方をするなら、能力的にできないのではなく、管理会社の許可がな
いとできない、ということだ。できるできない、は管理人の能力ではなく権
限の問題なのだ。
 すなわち、居住者のほうからは、管理人の能力、親切、やる気、と言うよ
うな個人としての問題として考えるし、言ってくる、突っ込んでくる訳だが、
管理人に取っては、管理会社が認めるかという許可権限のもんだいになる。
要するに、最初から、土俵が違う。話がかみ合わないのだ。やっかいなのは
当然だ。しかたない、やるか、の方が簡単かも知れない。しかし、割り切れ
ない思いは残る。それは、土俵が違のに、自分が、自分のほうから無理して
乗り越える以上当然の思いとなるだろう。
 居住者は、土俵が違うなんて気がつきもしないから、そういう居住者を納
得させることは難しい。居住者は、議論をしに来るわけではないからだ。
 できるかできないか、居住者の求めている返事はそれだけ。
 断るときの答えは、できない。なぜなら、管理会社の許可がないから。具
体的には、一存で返事できないので相談してから、である。こんなことくら
いいいだろう、と突っ込まれるかも知れないが、その人だけにとなるので、
とつけ加えておこう。できれば、まず直接管理会社に言うよう頼んだ方が良
かもしれない。その方が管理人としても動きやすいから、とお願いする手も
なくはない。


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