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2013年9月28日 (土)

133 管理会社の位置

ほとんどの場合、管理会社の担当に電話しても、通り一遍の返事しか返っ
てこないだろう。現場に常駐しているわけでもないし、居住者と直接接する
わけでも無い担当に、適切な解決策、回答を求める方がそもそもむりなのだ。
 ただ、苦情の内容によっては、当事者もほぼ決まっている。またあの人か、
と言うパターンだ。そうなれば、対応もある程度は言えるかも知れない。
 いずれにしろ、担当には、トラブルを本当に解決しようと言う気持ちも能
力もノウハウもないだろうが、それでよいのである。必要以上に担当を責め
てはならない。管理人はもとより、管理会社の担当にも、トラブル解決とい
うことは仕事には含まれていない。お互いに迷惑なのだ。
 そうだからこそ?担当に出来ることは決まっている。たとえば、当事者に
電話することとか、掲示板に注意の張り紙を出す手配程度だろう。じつは、
それで十分なのだ。そういう回路がある、ということが肝心なのだ。すなわ
ち、義務は無くても管理人が動かざるを得ないのだから、管理人の後ろにい
て管理人に指示するだけでは困る。やはり、必要に応じて直接やりとりもす
る菱形パターンが効果的だ。
 苦情を言う居住者が、管理人の対応に満足する可能性はどのくらいあるか。
感謝より、もの足らない、不満、の時が多いかも知れない。それは、ある意
味では当然だ。
 そのとき、管理会社からの電話が意味をもつ。担当からの電話は、まず管
理会社につたわったということが確認できる。そして、管理人はつれないが、
管理会社は丁寧な電話をくれた、とそれだけで満足する居住者もいる。めで
たしめでたしだ。したがって、状況報告だけで無く、電話をしてくれ、と担
当に言うことを忘れてはならない。つまり、担当に連絡するのは、解決策の
相談であるよりも、電話や掲示の手配が目的だ。
 そして、掲示板への掲示。たかが一枚の紙切れ。しかし、十分な意味があ
る。まず、警告・お知らせは、管理人は書いてはならない。書くのは管理組
合だ。実際には、担当がパソコンで作っても良いが、管理組合の名前である
ことが絶対。
 管理組合が騒音問題を知っているということに最終的な意味があるのだ。
騒音犯人の居住者がその掲示を無視しても、ことさら気にしなくてよい。こ
のマンションには騒音問題がある、ということをみんなに知らせることが掲
示の本当の目的なのだ。あえて、掲示を見た誰かが騒ぎ出して管理組合も動
かざるを得なくなる方がよい、と言って置きたい。ただし、その方が解決が
早くなるからでは無い。一人でも多くの人が関心をもち、考えるようになれ
ばよいのだ。なぜなら、元々は居住者自身の問題だからだ。トラブルの結果
は、なるようになるだけのことだ。何をやっても、たぶん結果は同じ、と割
り切ってよい。


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