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2013年8月 7日 (水)

126 管理人への苦情

いよいよ管理人への苦情だが、これも、仕事そのものとそれ以外に分けてみ
よう。仕事以外、とは、たとえば、あいさつしないとか、口の利き方がどうと
か、ようするに、態度が悪い、という苦情のことだ。
 なぜ、管理人は態度が問われるのか。いや、なぜ管理人だけが態度を問題に
されるのか。この問題から始めるのがすじだろう。
 苦情のレベルもここから考えて行くべきだが、しかしこの一方通行について
は、別のところで別の観点からとしたい。飛ばす理由は、あるべき管理、ある
べき管理人を考えるのは、管理人の立場からであって、居住者から見て、とい
う視点ではないので、当ブログの趣旨とは違う問題と考えるからだ。そして、
あいさつについては、既に37・38・39章で意味を考えてあるので、繰り
返す必要は無いだろう。
 それでは、管理人の仕事に対する苦情はどうか。これも、仕事ぶり、つまり
態度を問題にしている面も無くはないが、直接居住者とやり合った時でないと、
相手が分からないという難点がある。
 つまり、苦情の問題の要点は、相手の意図は何か、の問題なのだ。
 まず、管理人に面と向かって言う場合と、特定の人へのアンケート回答のよ
うに、相手が分かる、という場合と、無記名のメモ、匿名の電話、のように分
からない場合に別れる。匿名の電話は管理会社に直接行くはずで、担当から連
絡されて初めて知るのが普通だろう。匿名のメモは、管理室或いは管理組合の
ポストに投函されるのが普通だ。
 さて、管理人に心当たりはあるか。ある場合と、何についての苦情なのかす
ぐ分からない場合がある。あるいは、なぜ苦情になるのかが分からない場合も
ある。特に、言ってきた相手が分からないと、意図が分からないかも知れない。
 どんな苦情にも、必ず理由がある。それの確認が基本である。非常識である
かどうかは本質的な問題ではない。
 つまり、非常識な人には、非常識だという指摘は意味を持たない。非常識な
論というのは、落ち着いて聞いていれば穴だらけなのが分かる。そこで対応す
れば良いのだ。したがって、相手が分からないと対応は難しそうだが、無記名、
匿名の苦情のばあい、居住者本人に関わることではない、のが普通だ。なぜか
というと、個人的なことであれば、匿名にしても分かってしまうからだ。従っ
て、例としては、ゴミ庫のニオイが前よりひどい、という類だ。こういうとき、
本人の詮索は無用だ。
 せっかくだから、そのメモを例にして考えて見よう。ポイントは、前よりひど
い、である。ニオイがきついのは、ゴミの為ではなく、管理人の管理が悪いか
ら、と言っているわけだ。ようするに、きちんと仕事をやれ、というわけだ。
 対応は二つある。一つ目はゴミ庫の整備。二つ目は、ゴミ庫ではなくほかの
場所、他の面で仕事をしていることを示すこと。どちらをやるかは、自分の判
断で良い。そういう程度なのである。


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