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2013年8月28日 (水)

129 個人の場合

管理人も人間だから、当然、失敗は避けられない。しかし、どのような失敗
も、管理人として、であることを忘れてはならない。別の言い方をするなら、
管理人に、個人、は無い。個人の趣味でなしたとしても、管理人としてその現
場に来ているからこそ、その現場でなしえた、してしまったわけである。
 したがって、完全に自分の失敗と感じても、必ず管理会社への報告は必要だ。
自分の失敗という自覚があるなら、まずその場では謝るだろうが、自分の責任
で処理する、と言うような事は言ってはならない。自分の責任であろうと、ど
うするかは管理会社の指示に基づく。そこは絶体に言わなければならない。そ
の場の勢いで約束してはならないのだ。管理会社の指示に基づいて、という逃
げ道があるのだ。自分の失敗だからこそ、その逃げ道を使うべきだろう。
 管理会社に報告するのは義務だから、だけではない。共犯者を増やすためだ。
管理会社も知っている、管理組合も知っている、となれば、居住者の矛先もに
ぶくならざるを得ない。そのためである。もちろん、自分から自分の非は言い
にくい。誰でも自分はかわいいし、自己弁護はしたい。だからこそ、報告なの
だ。苦情が来る前に失敗を報告しておくのがベスト、なのはいうまでも無い。
 さて、報告するのは、何をしたか、と、なぜしたか、であろう。いうまでも
無いが、何をしたか、の報告はすべてでなければならない。何か隠すと、嘘を
ついている、隠している、と言うことになるからだ。失敗そのものよりも、言
うべきことを隠している、という例は、東電を待つまでも無く一般だが、これ
ではすべての信用を失う。
 対して、なぜしたのか、の弁明は、よかれと思って、と言う程度で良い。し
たことをすべて本当に報告すれば、本当によかれと思って、となるだろう。し
てしまったこと、の報告が真実であれば、した理由は真実でなくても、さしあ
たりはしのげる、ということである。誤解を恐れずに言えば、本当の動機は言
いたくない、言えないからこそ、してしまったこと自体は全部はなさねばなら
ないのだ。本当の動機は、どうしても言いたいのなら、思い出はなしの時にす
べきなのだ。
 そして、どのみち、自分の失敗なのだから、謝らねばならない。しかし、管
理会社の指示に基づいてと言うことが大事なのだ。そして、相手の状況を見た
上でだが、管理会社の指示で、と言ってもう一度お詫びしておけば完璧だ。別
にことさら丁寧な言葉を使う必要は無く、済みませんでした、という程度で良
い。ある程度相手も落ち着いたときにもう一度、という行動が効果を上げる、
というはなしなのだ。


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