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2013年5月28日 (火)

117 取次順序

最初に確認しておきたいのは、順序である。
すなわち、何を、誰に、ではあっても、誰に、何を、では無い。基準はコト
であって、相手では無い。コト、によって伝える相手が決まる、という当た
り前の話だ。
 だれが誰に書類で伝えたのか、が問われることはもちろんある。問題が起
きた時、何かを追跡調査するときはこういう順で見てゆくだろう。つまり、
どうしたのか、であるが、それは第三者の調べ方で、管理人は、今どうする
のか、の話だから、基準はコトであり、だれが何を誰に、で良いのだ。
 まず、だれが、から。
 もちろん、これは管理人つまり自分が当然ふくまれるが、それだけでは無
いことを確認するために、だれが、を問うのである。何かを伝えるための文
書、ペーパーの書き手は管理人だけでは無い。居住者、管理組合(現実とし
てふつうは理事長個人)、管理会社以下、まことにさまざまだ。当然、内容
と伝えたい相手もつねに一定ではないが、ようは、なにかを伝えようとして
書くのは自分(管理人)だけでは無いと言うことだ。だれが、の意味はその
ことだけだ。
 自分以外の手になるペーパーは、要するに、取次を取り次ぐことになる。
持ち込まれるわけだから、取次、という作業内容としてはむしろわかりやす
いかも知れない。
 自分、を基準にすると、日報などを書く作業だけでなく、管理組合や、他
の誰かが書いて持ち込んだペーパーの処理という余分な作業まである、と見
えるだろう。しかし、取次、と言う視点から見るなら、日報書き以外の書類
の扱いも余分な作業なのでは無い。取次と考えられるすべてが作業の対象に
なる。取次のとりつぎも、余分な仕事では無く、通常の仕事、と言う方がわ
かりやすくなる知れない。
 だれが、の意味は、固有名詞のことではない。なまえではなく、管理人、
管理組合、居住者の、どのカテゴリーなのかだけである。大事なことは、直接
か間接か、つまり、取次なのか、取次の取次なのか、の違いだ。その違いで
すべてが変わるからだ。それでいて、取次、として一括するのは、どこまで
が管理人の仕事か、を論じるより、余分な失敗しないために現実として何を
すれば良いか、を優先するからだ。
 管理人が書いたものなら管理人が処理するのは当然だが、他人が書いて持
ち込んだものも管理人が処理している現場が普通だろう。だれが、は処理の
違いの基準にはなるが、書き手の基準、持ち込める基準では無い。そこを間
違えると、なぜこんな書類まで管理人が処理しなければならないのか、とい
うストレスになる。自分の心と体を守るためには、無用なストレスを避ける
ことも必要だ。その意味では、問うてはならないという意味で、だれが、の
意味を確認しておくのだと言って良い。
 もう一つのポイントは、管理人から取り次ぐ時は、何をだれに、を考えね
ばならないが、他人が書いて持ち込んだときは、言われた通りに扱うだけで、
考える必要が無いことだ。注意は必要だが、判断は無用という意味では簡単
と割り切ってゆきたい。


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