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2013年3月 7日 (木)

106 植栽管理

清掃の次は、植栽管理をかんがえてみよう。
植栽管理というとき、普通は業者による植木、生け垣などの剪定を指すだ
ろう。見た目はきれいな形になってゆくが、よくよく見てゆくと、植え込み
の中の枯れた枝を取り除くまではやらない。枯れ枝を取り除くと、スケスケ、
ガラガラとなって、全体の形が崩れてしまうかも知れないが、枯れ枝も植え
込みの賑わい?なのかどうか。枯れ枝を取り除けは風通しもよくなるし、生
きている枝や葉も伸びやすくなるはずだ。もちろん、ここまでやるとなると、
手間賃はかなりの金額になるかも知れない。しかし、植栽管理というのは、
本当はそこまでやるのが職人ではないだろうか。
 植木職人の仕事も、マンションという現場では、重労働なのに稼げないだ
ろう。とすれば、根っからの職人が来るに値するような場所ではない。そこ
で、機械化省力化をはかり、刈り込みはバリカンを使い、除草も、ナイロン
カッターなどの作業になるのは当然だろう。必要なのは職人ではなく、機械
操作のできる作業員である。逆に言えば、機械操作ができるなら、植木職人
でなくても良いのだ。そのことは、メンバーを見れば分かる。責任者を別に
すれば、バイト、手伝い、だろう。日本人でないときもある。
 施肥、も、化成肥料などの粒をばらまくだけで、やらないよりはまし、と
いう程度だろう。ほとんど効いていない、と言っては言い過ぎか。
 それはもちろん、居住者が無関心だからだが、かと言って、関心持て、と
も言うつもりはない。見方を変えるなら、植栽などは無用なのだ。植栽はや
めて、その分も建物にカネを回す方がより快適な生活になるはずだ。つまり、
植栽管理は最低限にすべきなのだ。緑がほしいなら、街路樹をいたわり、
水やりくらいしてあげるか、近くの公園に行けばよいのだ。
 それはともかく、要するに、見た目、という文字を形にしたのが生け垣や
植え込みになるわけだが、これこそまさに、日本的だ。マンション程度の植
え込み、庭園?は、近寄ってじっくり見てはならないのかもしれない。
 そして、清掃のところで述べたように、いわゆるマンション管理の目的は
見た目のレベルでの問題である。つまり、植栽業者の作業の立ち会いも、歩
行者の安全への配慮は当然ながら、ポイントは見た目、であることを忘れて
はならないのだ。
 すなわち、形はバリカンで整えられるレベルでよいが、一番大事なのは、
実は後片付けなのである。どうせ、ブロワーを使うだろう。ならば、目につ
くところは、落ち葉の一枚も残さないようにしてもらわねばならない。つま
り、植栽管理は、剪定はほどほどにして、植え込みの中の枯れ枝、落ち葉、
ゴミなどの除去で良いのだ。残念ながら、今は、落ち葉も堆肥のもとととし
て大切に扱う時代ではない。ましてや、落ち葉焚き、ができる時代ではなく
なってしまった。もう一度言うが、本来、マンションに植栽は無用なのだ。

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