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2013年2月14日 (木)

103 洗剤のこと

最後に、洗剤について触れておきたい。
繰り返すが、管理人の行う清掃は、清掃専任のパートさんの清掃と同じでは
ないし、ましてや業者の清掃ではない。つまり、あるところまでで、これ以
上は業者でないと無理と判断したら、そこで終わりにすべきなのである。そ
してそのことを管理会社や管理組合に言えば良いのだ。
 したがって、洗剤も、特殊な薬品、強力な洗浄剤を備える必要は無い。備
えるのは石けんのみで良い。なお、液体石けんがベストだ。それを100倍
以上に薄めて使えば良いだろう。もしかすると、業務用洗剤よりも高いかも
知れないが、管理組合や管理会社に言えば、買ってもらえると思う。
 石けんの洗浄力は、実はなかなか強力だ。普通の汚れはこれで十分だ。汚
れのほとんどは、ホコリ、要するに土だから、手を洗うのと同じレベルなの
だ。そのことは、実は手にも優しい、ということでもある。手をぬらすこと
が気にならないなら、防護用のビニール手袋をしなくとも、かぶれたりする
ことはない。また、後の洗い流しも楽。なかなか泡が消えない、などという
こともない。
 そして、強調しておきたいのは、石けんで落とせるレベルの汚れまでが、
管理人の清掃の責任範囲なのである。ここは重要なポイントである。ここま
でですよ、という範囲、限界、境目を教えてくれるのが洗剤なのだ。なまじ
っか強力な洗剤を支給されたために、落ちるまで、最後までやらねばならな
くなる、というのは本末転倒なのだ。清掃手当や割り増し手当が付くなら別
だが、そうでない限り、本末転倒を当然にしてしまっては、苦しむのは管理
人だけなのである。そこまで言えば、石けんの意味は明らかだと思う。
 ただし、ただしだが、実は業務用洗剤も必要だ。もちろん、これは秘密に
すべきだ。強力なやつがあるはずだろう、などと言われないためだ。そうな
ると、管理組合や管理会社に頼むことは出来ない。では、どうやって手に入
れるのか。定期清掃の業者と仲良くしておいて、小さなペットボトルに分け
てもらえばよいのだ。時々は、缶コーヒーやお茶などを飲ませてやれば、そ
の程度のことはしてくれる。筆者は、強力な剥離剤も少しわけてもらった。
 ついでに脱線すれば、そのような意味でも清掃業者は大事にすべきだ。持
ちつ持たれつ、であるべきだ。お互い人間。管理人が上から目線で清掃業者
を見るなどと言うことは、絶対にあってはならない。清掃パートさんに対し
ても同様。管理人としての自分の評価は、実は清掃パートさん次第、と考え
るべきだ。なぜなら、清掃パートさんの方が居住者と接しているのだ。パー
トさんが見えないところでカバーしてくれなければ、管理人は苦情の嵐から
逃げられない。余談だが、絶対である。

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コメント

パートさんが見えないところでカバーしてくれなければ、管理人は苦情の嵐から
逃げられない。


まったく同感です。

清掃のパートさんや業者と持ちつ持たれつ。
管理人が一人で全居住者や管理組合に立ち向かうなんて、
どだい不可能なことだと思います。

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