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2012年11月14日 (水)

091 まず清掃

それでは、まず、清掃員業務から見てゆこう。
 管理人の業務を3分野に仕分けしたとき、兼任、と述べたが、それは言う
までも無く、専任とは違うと言いたいからだ。したがって、清掃員の清掃と、
管理人の清掃が同じになるわけではないし、同じである必要も無い。
 管理人と清掃員が配置される現場では、清掃員は、清掃担当会社の人なの
が普通だと思うが、手順書或いは作業仕様書のような文書を渡され、それに
基づいて作業する。そこでは、例えばエントランスは、チリトリ掃き、その
あとモップ掛け、等と場所とそこでの作業内容が具体的に示されているだろ
う。たいして、管理人にはそのような文書は渡されず、委託契約書の該当部
分のみが根拠になる。委託契約書は作業マニュアルではないから、場所と作
業内容が、いわゆるリストアップ方式にまとめられているだけあって、個別
の場所毎ではない。詳細なマニュアルまで渡される現場があるかも知れない
が、見習い人の現場にはない。
 管理人には詳細な手順書が無い、ということを逆から見ると、管理人には
裁量、つまり創意工夫の余地があるわけだ。ようするに、手抜きの余地があ
る、と言っても良い。
 ただし、創意工夫と手抜きは対立しない。手抜きのために創意工夫する、
それで良いのだ。手抜き、が聞こえが悪いというなら、無用、無駄を省くこ
と、と言い替えたい。
 既に見たように、委託契約書は、どこかの現場のものをコピーして修正し
て作るわけだから、清掃のようにさほど重要ではない?作業内容はチェック
もいい加減で、自分の現場には不適当な清掃内容が残っていることがある。
それまでする必要が無いのは言うまでも無いだろう。
 もちろん、手順書が渡されたのだから、余計なことは考えず、ひたすら体
を動かすのみ、という考え方もある。清掃会社はそれを期待しているだろう。
考えずに済む、というのは、楽と言えば楽だ。そういう仕事をしたい人も結
構居るだろう。何か言われても、仕様書の通りやるように指示されています、
と言えば良いのだから。念のために言えば、清掃員はパート方式が多いだろ
うが、それだと時間が限られているから、余計なことを考えている時間は無
い。それが、パートさんの行動パターンの現実的な理由だ。
 さて、管理人は、パートの清掃員より時間の余裕はあるとしても、ほかの
仕事もあるわけだから、清掃で全ての体力を使い果たすわけには行かない。
つまり、兼務という場合は、どの仕事についても工夫が必要になる。これが、
専任と兼務の違いである。工夫をせずに手抜きするのはサボりに過ぎない。

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