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2012年11月28日 (水)

093 清掃のポイント

人は、歩くときどこを見るか。確かめたわけではないが、廊下であればま
ず一番遠いところ、つまり突き当たりをちらりと見て、そのあと、だいたい
下の方に目をやりながら歩き始めると思う。要するに、目の行くところはど
こなのか、である。
 たぶん、床と腰壁の境目、裾、といったあたりに目が行くのではないか。
ならば、そこを重点的に掃除するのが、きれいに見せるため、に必要となる。
 具体的には、箒の先でこすってゆく。細かなホコリや砂が付いている、或
いは乗っているだろうが、箒を走らせれば、落ちて廊下に散るだろう。開放
廊下で、風のある日なら、どこかに飛んでゆくかも知れない。こびりついて
いる場合もあるが、ほとんどはこれできれいになる。これを続けるだけで随
分見た目が違ってくる。
 さて、落とされた砂やホコリの行く先である廊下はどうするか。そのまま
だ。つまり、歩きながら、箒の先を走らせるだけで終わり。無責任に聞こえ
るかも知れないが、廊下は後日。
 清掃作業の原則は、1日の作業をあらかじめ決めておくことにある。一度
に全部やる、というのは、当然のようでいて、実は一番まずい。最初は良い
が、疲れてくると動きも注意力も鈍くなり、最後はいいやいいやと成り、全
体としては中途半端で終わる。もう少しやろうかな、と迷うくらいの作業量
がベスト。建物は逃げはしない。だから、慌てなくて良い。清掃は持続にこ
そ意味と効果がある。したがって、今日は裾、と決めたらそれだけでやめ、
床は翌日で良いのだ。
 あと、開放廊下だと、腰壁の天端がある。構造によって清掃のやり方も変
わってくるから、具体的な清掃のやり方は省略するが、ここも見た目、のポ
イント部分だ。
 もっと一般的には、廊下の角の内側や、つなぎ目、境目だ。なかなかきれ
いにならない場合もある。たぶん、そんな部分の清掃は誰もやらないから、
それこそ分譲以来のゴミがこびりついているかも知れない。しかし、反面、
汚れやすいとか、すぐ汚れる場所ではない。廊下を清掃したばかりなのに、
子供が帰ってきて泥靴のあとを派手に残された、というようなことは無い。
つまり、一度きれいにしておくと、かなりの期間、きれいに見えるから、毎
日の必要は無い。
 具体的なやり方については、詳しい人に聞くしかない。社内の誰に訊くの
が良いのかは、担当に相談するしかないかも知れない。ここで一つだけ言っ
ておきたいのは、布で拭く、の場合だ。もちろん、それなりにきれいにはな
る。しかし、普通のぞうきんがけスタイルだと、最初にぬぐい取られた汚れ
が、あとの部分に擦り込まれるから、十分注意が必要だ。従って、タタキ拭
き、というやり方になるのだが、しかし、これにも限界がある。清掃という
のも、奥が深いのだ。 

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