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2012年9月21日 (金)

084 マンションの3要素

マンションとは、人が生活する建物。誰でも知っているこの事実がすべてを
語る。
 すなわち、マンションに関するすべての問題は、ひと、生活、建物、の三
つのどれかに属する。管理人の日常業務も、当然この三つに分解できる。簡
単な考え方である。
 まず、ひと。もちろん居住者のことだが、管理会社の担当や、様々な業者、
訪問者、そしてあるいは管理人本人も含まれるだろう。人と人、との関係は
基本といえば基本かも知れない。

 生活、とは毎日の居住者の行動、のことだ。30年後のマンションのこと
ではなく、昨日、今日、明日、何をするか、出来るか、のこと。そのために
は、今日の生活が出来る環境かどうか、の問題なのである。たいしたことで
はないが、必ず片をつけねばならない。日常生活とはそうするもの。たとえ
ば、生活すれば、ゴミは毎日出る。だから、ゴミの処理や掃除が毎日必要に
なる。したがって、清掃、は生活対応業務なのだ。
 植栽管理も、植え込みなどの外観の問題だけではない。雑草がはびこり、
虫が発生、あるいは虫が集まるなら、住み心地よいとはいえなくなるだろう。
毛虫を喜ぶ人は居ないはずだ。
 そして建物。建物がしっかりしていてこそのマンションだ。半壊している
がハイグレードのマンションです、などと売り出されることはない。管理、
とはそもそも建物管理のこと、というのは、当ブログでは折に触れて述べて
きたつもりだし、これからも触れてゆく。いずれにしろ、最も大切な業務だ
から、当然管理人の役割もある。すなわち、巡回、だ。
 さらに、真夜中でも、水もお湯も電気もガスも自由に使えなければ困る。
生活、とは、いつでも、ということなのだ。事務所や工場なら、夜間は電気
もエレベーターも止まってもかまわないが、生活の場はそうはゆかない。中
断できないということなのだ。だから、中断しないように設備の管理が必要
になる、という意味だ。 
 すなわち、清掃、巡回、居住者応対、という管理人の業務のグループ化の
意味は、生活、建物、ひと、に対応しているということなのである。
 ただし、ここで強調しておきたいのは、マンションで起きるすべての問題
に管理人が関わる義務はない、と言うことである。マンションに関する問題
は、三つの要素のどれかにかならず当てはまるから、管理人のどの業務も必
ずその3グループのどこかに当てはまるが、それは管理人が3つの分野をつ
ねにカバーすべきだということでは無い。ここを勘違いしてはならない。

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