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2012年5月14日 (月)

067 鍵の紛失のこと

 

鍵がなくなる原因はいくつもあるだろうが、落とす、ということと、しまい
忘れ、に触れておきたい。
 まず、鍵を使うのはどういうときか。施錠されているドアを開けるというの
は、ようするに、何かあるからだ。例えば、警報が鳴ったから飛んできたのだ。
そういうとき、頭の中は、開けるべきドアの内側にある機器などの状態のこと
で一杯で、鍵管理、なんて頭に入る余地は無い。パニックってたら、鍵をなく
さないように鍵に注意しているなんて不可能なことだ。鍵は差し込んだまま中
に入るかも知れない。
 つまり、持ち出して使ったところまでは覚えているが、その後の記憶が無い
場合。これは、要するに、鍵管理の問題ではなく、場数、つまり経験の問題だ。
落ち着いているかどうか、なのだ。
 落とす、とはどういうときか。たぶん、日常の巡回の時が多いと思う。警報
の出た現場へ飛んでゆくときは、鍵は握りしめているだろうから、落とすこと
はないし、落としてもすぐ気がつくはずだ。しかし、何もない平穏な日々の巡
回時は、鍵は持っていても普通のことで、改めては気にしていないだろう。だ
から、コンクリートやタイルの床で落とせば音はするから気がつくが、土の上
では聞こえないかも知れない。下が砂地だと、音がしないどころか、落とした
鍵が砂に潜ってしまうから最悪だ。ただし、巡回で歩くところはほぼ決まって
いるから、探し回って見つけられる可能性はそれなりにある。
 当たり前の話だが、鍵が落ちたとき気がつけば必ず拾う。いつどこでどうな
ったのか、全く記憶が無いから紛失なのだ。したがって、なぜ記憶が無いのか、
を考えねばならないだろう。
 記憶が無いのは気持に余裕がないから。ならば、鍵、鍵、鍵・・と頭の中で
唱えながら動けば良いのか。試してみればわかるだろうが、それが有効な紛
失防止策とも言い切れないだろう。まあ、研修担当者の中には、言い出す者が
居るかも知れないが、少なくとも、通達では防げないことは、その後も、永久
に?通達が出されることで証明されている。
 もう一度繰り返すが、鍵を持ち出すのは、何かの作業をするときだ。こんな
単純な事から始まることがポイント。
 すなわち、どんな作業も、鍵を持ち出すところから始まり、鍵を戻して終わ
る。しかし、説明は、ドアを開けたあとの作業、行動だけ。ようするに、作業
について、きちんと説明していない、と言うことになるのだ。これでは、鍵に
対する自覚がなくても当然だろう。鍵の問題だけ取り出すのではなく、仕事の
やり方、流れの理解の問題として考えるべきではないだろうか。

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