« 062 引き継ぎの本旨 | トップページ | 064 前任者との引継  »

2012年4月14日 (土)

063 コミュニケーション研修

話は脱線するかもしれないが、担当と管理人合同で、コミュニケーション研
修をした方が良いと思う。それは管理人の最初の研修時ではなく、半年或いは
一年後、つまり、ある程度業務を経験して、そしてある程度担当や居住者とや
りとりを経験してからのほうが、より効果があるだろう。理由は単純な事で、
管理人のコミュニケーションの相手は居住者などではなく、担当に決まってい
るし、逆も言えるからだ。
 相手は本音では何が言いたいのか、なんでそういうことを言ってくるのか、
それがお互いに分かるようになれば、回りくどい言い方も減り、話は分かりや
すくなるだろう。そしてお互いに、相手を手足のように使えるようになれば申
し分無い。ほとんどのことは、率直な電話の一本で済むだろう。
 そうなれば、現場の情報、状況もより正確に伝えられるだろう。もちろん、
それが目的でコミュニケーションのレベルアップを目指すわけだ。
 居住者とのコミュニケーションはそれからだ。担当、そして管理会社にうま
く伝わるかどうか分からないのに、居住者とあれこれ話しても始まらないはず
だ。言った言わない、そういうつもりで言ったんじゃない、となって、苦情や
予期しないトラブルを招いたら最悪だ。コミュニケーションの順序を間違えて
は意味が無いのだ。
 内がまとまってなければ、外に対してまともな対応が出来るわけがない、と
いうのは常識だと思う。管理人は居住者の立場に立て、もよいが、それも担当
とのコミュニケーションが出来るようになってからの話である。
 もちろん、簡単なことではない。時間がたてばいつの間にかそれなりに、と
言うことが無くはないにしても、のんびり待つのが許されるのかどうか。担当
と管理人の最初の小さな食い違いで方向がおかしくなったら、それの克服は、
どちらかが交代するまで無理かも知れない。
 念のために言えば、そこまで熱心にやるべき現場でもない、と言う判断も有
り得る。しかし、それは、コミュニケーションが無用と言うことではない。担
当が複数の現場を管理している場合、会社にとっての重要度に応じて、必要と
されるコミュニケーションは異なるかもしれない。だが、それは、頻繁に担当
と連絡するのか、必要なときのみだけ、という、頻度、回数の問題であって、
コミュニケーションそのもののレベルの問題と勘違いしてはならない。
 基準は、現場ではなく、管理人である。どのような管理人とでもコミュニケ
ーションが出来る(どのような担当ともコミュニケーションが出来る)、と言
うのが基本である。
 ただし、原則は分かっているがやはり、ということはあるだろう。そのとき
はどうするか。一口に言えば、あきらめる、だ。あきらめるのがいやなら、コ
ミュニケーションを目指すしかない。コミュニケーションは面倒で疲れるが、
あきらめることも出来ない、となると、イライラすることになるし、ストレス
はますばかり。しかし、どの道かは選ばねばならないのだ。選ぶのもいやなら、
今のままで良いが、しかし、自分の側の原因と結果だけは自覚しておかねばな
らないだろう。

« 062 引き継ぎの本旨 | トップページ | 064 前任者との引継  »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1440548/44874934

この記事へのトラックバック一覧です: 063 コミュニケーション研修:

« 062 引き継ぎの本旨 | トップページ | 064 前任者との引継  »