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2011年12月 7日 (水)

046 管理室と窓

管理室で、警報関係の次にテーマになるのは、窓、だ。窓の位置はどこか。
居住者がマンションに帰ってきたとき、ホテルのフロントのカウンターのよう
に正面から見るのか、通り過ぎる人を横から見るか、である。たぶん、横の
方が多いだろう。
 窓の位置は変更できない。窓の位置は、管理人と管理室の役割に大きく響く
だろう。窓を見れば、そのマンションのレベルが分かる、とも言えそうだが、
それは別の話だ。
 窓の向きは歩く人に対して横から、が多いと思われるから、それを前提で考
えて見たい。横だから、歩く人はわざわざ顔を向けなければ管理人と目を合わ
せることはない。意識して無視を決め込む必要は無いのだ。いつもあいさつし
てゆく人でも、急いでいるとき、考え事などしながらの時は、そのまま通り過
ぎてゆく。そういうときは声を掛ける必要は無い。
 そもそも、管理室の窓は、居住者だけでなく、宅急便、郵便局、様々な業者、
訪問者、ようするに、来る人のためのもので、管理人が外を見る(監視)為の
ものではないのだ。防犯カメラやモニターは望むだけ増設できるから、窓から
監視する、と言う時代ではないだろう。その意味でも、監視ではなく、受付業
務の場所なのだ。
 しかし、それは、管理人は管理室から出てはいけない、とか、管理室に居る
のが仕事、を意味するものではない。常駐が求められている現場は、常に複数
勤務のはずだ。一人勤務の現場なのに、常に管理人が管理室に居るというなら、
管理契約をもう一度良く読んでみるか、その管理人の仕事を見直した方が良い
だろう。
 そして、よくよく考えて見ると、管理室の窓口で何かの応対するのは、勤務
時間全体からすると、きわめてわずかの時間だけだ。つまり、居なければいな
い、で済むのだ。来た人には気の毒だが、伝言メモ、或いは再訪、と、それな
りに対応してくれる。緊急の用件なら、管理会社に電話するだろう。
 管理室の窓の意味をまとめると、管理室とは受付業務の場所、と言うことだ。
ただし、管理人が居るときに限り、である。それは、休憩室ではないと言う意
味でもある。もちろん、表示を出して休憩するのは当然だが、管理人の休憩の
ために管理室が設計されたわけではない。
 一人勤務で清掃兼務なら、清掃中や巡回中は、堂々と空室にして良い。作業
等しているなら、管理人さんはほとんど管理室に居ないね、でも何ら構わない。
居住者との応対がいやなら、一日中草むしりしているのでも良いのだ。もし、
常時受付、かつそれが主な業務であるなら、窓ではなく、オープンカウンター
になっているだろう。
 この辺の微妙な意味はなかなか説明が難しいが、ようは、そのマンションで
は管理室はどういう場所か理解していれば、そこで自信を持って過ごせる、と
言うことなのだ。受付や応対は苦情の問題ともからむから、管理会社はそれな
りに気にするだろうし、研修のテーマの一つであるが、管理人からするなら、
管理室にこもっている義務はないし、業務で空けるのは何ら構わない。繰り返
せば、居なくても良いのだ。それが大事な要点なのだ。

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