« 044 警報、余談 | トップページ | 046 管理室と窓 »

2011年11月28日 (月)

045 分電盤

機器関係で重要なものがもう一つある。共用部の分電盤だ。分電盤は管理室
にないことの方が多いかも知れない。それなら、場所を覚えておかねばならな
い。
 例えば、受水槽の減水警報や、車の燃料計は完全に空になってから警報が出
るわけではなく、若干の余裕はある。しかし、電気は、即ブレーカーが落ちる。
 ある程度以上の工事は、現場で寸法取って切断や加工するから、必ず器械を
使う。そのために、切断と加工と研磨等の複数の機器を同時に動かしたらコン
セント容量が不足してブレーカーが落ちることがある。共用部の分電盤の場所
が分からなかったらどうするのか。管理会社に電話するなり、図面、竣工図を
ひっくり返せば、いつかは分かるだろう。しかし、工事業者が待っているのは
分かってるから、かなりのプレッシャーになると思う。しびれを切らした業者
は、竣工図見せてください、と言ってくるかも知れない。実は俺、場所知らな
いんで、竣工図貸すから、自分で探してよ、と言える度胸はまず無いだろう。
 バカバカしい事ほど大切、というのはここにも当てはまる。例えば、共用部
のコンセント容量。何アンペアまで使えるか。分電盤見れば簡単。見なければ、
徹夜で考えても分からない。まあ、竣工図を見てもいいが・・。
 それはともかく、分電盤で大切なことは、管理室にある警報盤の電源はどこ
から取っているか、である。どんな最新鋭の警備システム、警報システムも、
電源が入ってなければ意味がない。管理人の日常点検項目に、警報機器がある
とすれば、それは、異常の有無ではなく、電源のことだ。異常があれば、機器
がまず動作する。そのためのものだから。したがって、管理会社や警備会社か
ら何も言ってこなければ、誰も来なければ異常はないに決まっているのだ。機
器そのものの異常、誤作動があり得なくはないが、定期点検しているはずだ。
したがって、あっても管理人の責任ではない。つまり、管理人にとっては、永
久に異常は無い、と考えておいても良いのだ。
 異常の有無を見ろ、等と言われために、機器を見ても分かんないのでいつの
間にか見なくなった、ということが現実にある。しかし、電源ランプが点灯し
ているかどうか、の点検なら簡単で迷うことは無い。こういうバカバカしい事
がきわめて大切なのだ。指示する側が、本当に大切なことは何か、何も分かっ
ていないことの一例がここにもある。
 余談ながら、設備の定期点検をした業者が、終わったとき電源を入れ忘れた
という事例も聞いたことがある。電源ランプの点灯確認というのは、決してバ
カらしいことではないのだ。 

« 044 警報、余談 | トップページ | 046 管理室と窓 »

コメント

こんにちは。トホホです。同業者です。
どうぞよろしくお願いします。

トホホ様
こちらこそよろしくお願いいたします。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1440548/43171225

この記事へのトラックバック一覧です: 045 分電盤:

« 044 警報、余談 | トップページ | 046 管理室と窓 »