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2011年11月 7日 (月)

042 警報盤

管理室には、様々な警報盤があると思う。しかし、気にする必要は無い。発
報したらどうするのか。放って置いて良い。
 一人勤務で日勤の場合を考えて見よう。夜は居ないし、休日は出勤しない。
そのとき発報したらどうなるのか。管理人の自宅に、すぐ来てくれ、と電話が
来るのだろうか。警備会社と契約していれば、信号が行き、警備会社の担当が
来るだけ。あるいは、管理会社の緊急センターに信号が行くだろう。どこかに
綱がつて居るのが普通だと思う。勤務中も同じ。巡回中だと管理室の警報は聞
こえない。管理室に戻ったら、警備会社から来ていた、ということになる。そ
れでいいのだ。ブザーストップに手間取り、その後おろおろしていたら、もう
ガードマンが来てしまうかも知れない。
 つまり、警報システムというのは、管理人が居ないという前提である。逆に
言えば、管理人は手を出すな、だ。慣れたガードマンに任せる方がスムースに
対応できるだろう。気にしなくて良い、というのはその意味だ。もちろん、管
理会社は、気にするなとは公言できないから、一通りの対応を説明する。しか
し、真に受ける必要は無いし、まず無いことだから、すぐ忘れるだろう。
 それよりも大事なのは、警報の元となる機器と制御盤がどこにあるのか、で
ある。機器と制御盤が別々の場所と言うこともある。機器の場所によっては、
点検業者はもちろん見ているが、管理人は見たことがない、と言う場合もあり
得る。地下深く、という場合、一人で降りてゆくことは管理会社は禁止してい
るはずだ。
 ではどうすべきか。警備会社と機械警備契約している現場なら、ガードマン
が来るのを待つのがベストだ。そうでないところでは、管理会社の緊急連絡先
に電話して指示を待つことになる。そのことは、一度管理会社に確認しておい
た方が良いだろう。
 あと、誤報の場合がある。子供が間違って、実はイタズラでボタンを押して
しまうことがある。或いは、大きな荷物抱えていて、体か荷物がスイッチに触
れてしまうケース。これは必ずあるので、そのときの復旧方法だけは覚えてお
く必要がある。まあ、わざと放置しておいてガードマンなりが来るのを待ち、
このボタンはこういう時のためにある、このボタンを押すとこういう事になる、
と実演で居住者に納得してもらう、というテクニックも考えて良いかも。  
 一般的には、火災警報以外は、一秒を争うというものではない。異常信号に
しても、ドアが開けられなければ、対応は、出来る部署への連絡しかないのだ。
痴呆症の居住者が居る部屋からの信号は、考えれば考えるほど対応が難しい。
 最後にもう一度まとめると、何をどうするのか分からない時、自分の勝手な
判断と対応は危険であるから禁止、である。しかるべきところへの連絡、それ
が、実は管理人の対応の全てなのだ。

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