« 040 研修総論 | トップページ | 042 警報盤 »

2011年10月28日 (金)

041 スタートは管理室

新人研修が終われば、いよいよ現場赴任。管理人はまずどこに行くか。当然、
管理室だ。
 さて、その管理室だが、内部を見れば、そのマンションのレベルがすぐ分か
る、と強調しておきたい。すなわち、マンションのほんとうのグレードを知り
たければ、モデルルームよりも、管理室を見るべきだ。販売時に、営業が、管
理室の間取りと中の機器設備を正確に説明出来るなら、その営業は信用して良
い。すなわち、営業の知識レベルを計る物差しにもなる。余談だが、中古マン
ションを買うときも同様。まあ、管理室を見たい、と言ったら営業は不審な顔
するだろうし、管理室は管理会社関係以外は立ち入り禁止だ、と断られるだろ
うが、それでも窓からのぞくことは出来るはずだ。
 それはさておき、マンションに無駄なスペース、場所等は無い。必要だから
管理室もある。というより、マンションでもっとも重要な場所は管理室なのだ。
ただし、重要性がどの程度意識されているかは様々で、それがマンション毎の
管理室のスペース、作り方の違いとなっている。
 ついでに言えば、管理人がどの程度働いてくれるか、も管理室の作り方でほ
ぼ決まる。管理人が着任してきて、最初に管理室に入ったときの第一印象です
べてが決まる、と言い換えても良い。なぜなら、管理人も人間だからだ。
 つまり、管理室にカネを掛けないマンションはダメ、と言っても良いくらいだ。
 管理室には、管理人のいる場所だけでなく、様々な警報盤などの機器がある。
そして機器は、更新、変更があり得る。つまり、設置スペースに余裕があるの
かどうか、である。無理矢理に設置した結果、歩きにくくなったのでは、警報
発報やイザと言うときにスムースな対応が取れないだろう。歩くとき或いは何
かの拍子に、機器のスイッチに触れてしまった、等と言うことがあってはなら
ない。
 もう一つ言っておきたいのは、管理室は物置ではない、と言うことだ。マン
ションとは何十年という年月の使用を想定しているはずだ。管理事務関係の書
類はたまってゆくはずだ。当然スペースが必要だ。マンションの規模が大きく
なれば、備品の保管も増える。
 もちろん、管理室の拡張工事などは不可能だろう。ではどうするか。居住者
に考えてもらうしかない。そしてそのためには、管理室の重要性を認識しても
らうことだ。不適切な言葉であることを承知で言えば、管理人や管理会社は取
り替えることが出来るが、管理室は取り替えできない(移設工事費用は総会で
承認されないだろう)。残念ながら、まず、永久に理解されないだろう。

« 040 研修総論 | トップページ | 042 警報盤 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1440548/42719240

この記事へのトラックバック一覧です: 041 スタートは管理室:

« 040 研修総論 | トップページ | 042 警報盤 »