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2011年6月28日 (火)

025 将来性

マンション管理人という仕事の将来性はどうなのであろうか。マンションが
無くなることはあり得ず、マンションの建設は相変わらず行われている。再開
発も続くだろう。大規模化すれば、管理人は必須だ。しかし、無人化も進むか
もしれない。
 一般的には、マンション管理人は高齢者だ。従って、死亡、あるいは病気、
怪我等によって辞めざるを得ないケースは決して少なくない。その意味では、
交代要員としての求人が無くなることはない。また、そういう既存物件では、
前任者も資格経験年齢性別問わず、で採用されているはずだから、後任者も、
その点に関しては心配しなくて良い。
 しかし、永久に、資格経験年齢性別問わず、であろうか。
 それを考える視点は、改築、建て替えであろう。なぜなら、新しいマンショ
ンになるからだ。建て直しは、マンション生活、マンション管理、管理員業務
の総決算に他ならない。改築時の居住者は、マンション生活の経験者だ。もち
ろん、全員が分譲当初からでは無いと思うが、居住年数はばらばらとしても、
改めて考えれば、みんな、管理会社、管理人に言いたいことは山ほどあるはず
だ。そしてそれによって、どう改築するかが決まる。そしてそれは、新たな管
理、管理人の条件でもある。
 長年の経験によって、管理人はどんな人でも良いよ、という居住者はたぶん
無い。シビアな要求のはずだ。資格経験年齢性別問わず、で応募して採用され
た管理人は、お呼びでないだろう。そういう管理人は、建て直しの時まででし
かないのだ。
 つまり、選別がやがて始まる。全面改築の時、今までの管理会社に声はかか
るだろうが、全面的に任されるとは限らない。
 もちろん、その前に管理会社の側も管理物件を選別する。採算があわなけれ
ば、管理を返上してゆくだろう。新築時に管理を始めたからには、最後まで管
理の責任がある、等という必要も根拠もないのだ。ということは、最終的には、
管理人も選別される、ということだろう。もちろん、仕事である以上当然だ。
 ただし、建て直しの件数はまだまだ少ない。もちろん、今後増えてゆくのは
自明だが、いつ建て直しするのかは管理組合が決めることだから、何年後にな
るのかは、今現在では誰にも分からない。勤務先のマンションの建て直し決議
が成立した、ということを経験する管理人は限られるだろう。
 しかし、必ずそういう決議の時期が来ることも確実だ。管理会社は、それへ
の対応は当然重点課題としてして、準備は始めているはずだ。その影響はこれ
から管理人のところにも及んでくるはずだ。いずれ、資格経験年齢性別問わず、
は既存物件の補充要員のみになるだろう。

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